Associative learning in the box jellyfish Tripedalia cystophora | Current Biology (2023)
Jan Bielecki, Sofie Katrine Dam Nielsen, Gösta Nachman, Anders Garm
https://doi.org/10.1016/j.cub.2023.08.056
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クラゲでオペラント条件付け
Naa_tsure.icon自然界で実際に利用されていそうな学習行動に着目しているところが面白い
Naa_tsure.iconただ、連合学習(Associative learning)自体は散在神経どころか単一細胞でも確認されている
オオアメーバ:Evidence of conditioned behavior in amoebae | nature communication (2019)
行動実験で、クラゲの探索(?)行動が障害物の存在によって変化することを示した
電気生理学(Electrophysiology)の実験(細胞外電位記録(extracellular recording))で活動が変化する領域を特定
Naa_tsure.icon本実験では、suction electrodeで神経細胞集団の活動を記録している
Naa_tsure.iconクラゲの散在神経の一部の局所回路が学習する
Naa_tsure.icon哺乳類の末梢の神経回路の一部が局所的に学習を行う感じの研究はどこまで進んでいるのか
Naa_tsure.icon例えば、筋シナジー仮説(mucsle synergy theory)とか実際の神経回路とどの程度整合性があるんでしょう?
Naa_tsure.icon別に神経細胞が集中した脳のような器官がなくとも学習が成立することは、昔からin vitroの実験で示されているのであまり驚きはない
ランダムな神経回路を利用した学習はリザバー計算(Reservoir Computing; RC)とも関連しそう
Naa_tsure.iconrhopalial nervous system (RNS)、神経細胞が1000個もあって意外と多いなという印象
昆虫の神経節と比べれば少ないかもしれないが、線虫(Nematode)の全細胞数よりも多い
そうなったときに、計測手法が限られるクラゲでどのように神経回路における計算に迫れるのかという疑問